経営学部に入ってマーケティングが嫌いになった男

僕が大学に進学するにあたり経営学科を選んだのは、感覚的にわかりやすそうでつぶしが効きそうだったからでした。

 

この商品を売るにはどうしたらいいだろうか。それを考えるのは楽しそうに感じられました。しかし僕にとってそれを考えることは楽しいことではありませんでした。

 

コモディティ化が進み、僕たちが普段から手にする商品に唯一無二のものは無いと言っても過言ではなく、消費者が商品を選ぶ理由のほとんどは価格になっています。その結果、ほとんどの企業(BtoC)は価格で差別化を図るのを諦めて、顧客を洗脳することで自社製品を選んでもらおうとしています。

 

現代のマーケティング学において重要視されているのは顧客の洗脳で、大学では主にロイヤル顧客の創造やブランディングというタイトルで講義が開かれています。

 

原価的に差がないにも関わらずより自社の製品をいいものだと思ってもらい買ってもらえるようにすることに対して負い目を感じないよう、企業は崇高な理念を掲げ、自社の製品が消費者のQOLを高めることができる、顧客に感動を届けることができると自らも騙しているように見えます。

 

3年次にゼミでピックアップされていたトピックはウェブマーケティングでした。商品自体の価値を上げるのではなく、いかにして購入するボタンまで顧客を持っていくかを考えていました。

 

僕にとっては詐欺も顧客を洗脳することも同じように感じて、好きにはなれませんでした。

インターネットに散らばる知見

もしかしたらこの記事の内容が引っかかって、桃太郎伝説をwindows10でプレイしようとしている人がここにたどり着くがあると思うので初めに書いておきますが、Googleを漁って情報をかき集めるなどして試行錯誤した結果、素人がWindows版の桃太郎伝説をWindows10で起動することはできませんでした。

桃太郎伝説はDirectX7.0を使用して作られています。最新のDirectX12には下位互換性がありますが、7は過去の遺物すぎて対象範囲外となっています。これさえインストールできれば起動するはずなのですが、結果は上記の通りです。どうしてもやりたいならハードオフでジャンクのWindowsMeが入ったパソコンを探すか、プレステ版を買ってエミュレーターで起動しましょう。

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ここからが本題です。少し前にNoteでこんな記事を見つけました。

note.com

誰かが残したつぶやきを、数年の時を経て誰かが見つけて、それが新しい記事を作っていく流れにロマンを感じます。

この記事をみて思い出したことがあります。僕の思い出のゲームの一つに桃太郎伝説があります。ハドソンが作ったRPGで、有名な桃太郎電鉄はこのゲームのスピンオフが人気すぎて本家を超えてしまった作品です。僕は小学生のころ、実家においてあったWindowsMeが入った富士通のパソコンでこのゲーム(window版)を遊び尽しました。

先日ふとこのゲームの事を思い出して、アマゾンで入手しました。

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桃太郎伝説(写真はプレステ版)

しかし、このゲームをプレイすることはできませんでした。このゲームはDirectXというAPIを使って作られています。フラッシュを再生するためにadobeのフラッシュプレイヤーが必要なように、このゲームをプレイするにはDirectXがインストールしてある必要があります。このDirectXも年々アップデートがされていて、最新版はDirectX12。桃太郎伝説はDirectX7で作られています。しかし、悲しいことにDirectX12には過去のバージョンとの互換性があるにも関わらずDirectX7は古すぎて対応範囲外でした。いろいろ試行錯誤しましたがDirectX7.0をWindows10にインストールすることはできませんでした。

というわけで結局遊べずじまいになってしまったのですが、何か手がないかと探している際に上記のNoteと同じようなことがありました。ツイッターで数年前に僕と同じ状況で困ってる方がいたのです。藁にも縋る思いで数年前のツイートにリプを送りました。結局その方も解決しておらず諦めていたのですが、数年の時を経てフォロワー10数人の方と僕が20年前のゲームを通じてつながったのにはロマンを感じずにはいられませんでした。

これを書いていて思い出しましたが、ヤフー知恵袋などの交流サイトだとよりこういったことが起きていそうです。かなり前の事ですが、僕がマインクラフトのとあるMODのエラーコードについて回答をしたことがありました。何かのきっかけでその記事を見返すと閲覧数が2万件になっていたことがありました。僕が何の気なしに投稿した回答が2万人の方の目に入って役に立ったかもしれないというのは嬉しいことです。

これの1つ前の記事でLineが勝手にPCのマイクのボリュームを変えてしまう症状について書きましたが、これもいつか誰かの役に立つんじゃないかと心のどこかで思っています。

とりあえず困ったことがあって、解決まで導くことができたことに関しては、何かしらの形でインターネットに残しておくことの大切さを感じました。

Lineの通話の後にマイクの音量が勝手に上がるor下がる現象

Lineの設定のマイクの音量とwindowsのマイクの音量はシンクロしている様です。

なのでLineの設定でマイクの音量が100だった場合、windowsの設定の数値がどんな値だとしてもLineを起動するたびにLine方の設定の音量が上書きされます。

さらにひどいことにこれはマイクの排他モードを設定したとしても強制的に変えられます。

 

対策としてはLineのマイクボリュームの数値をwindowsのマイクの音量に合わせるしかありませんでした。ただLineの設定ではボリュームの数値が表示されません。決めた数値がある人はwindowsのマイクのボリューム設定を開きながらLineのボリュームを動かすとwindowsの設定の音量も自動で上下するのでそれを見ながら設定するとわかりやすそうです。

 

Lineの設定

歯車マーク→通話タブ→マイク

 

windows(10)の設定

タスクバーのスピーカーを右クリック→サウンドコントロールパネル→録音タブ→使っているデバイスを右クリック→レベルタブ

 

windowsのマイク音量が100だとノイズがひどいので原因が特定できるまではすごく困っていましたがこれで解決しそう。